琉球放送AM11時ウチナー紀聞でみらコラボが紹介されました!

【ご報告】TV放送されました
2025年5月18日(日)に放送された、沖縄の情報番組「ウチナー紀聞」の特集
『誰もが主役になれる時代へ ~沖縄から描く福祉とITの未来図~』
にて、就労継続支援B型事業所「みらコラボ」の取り組みを取り上げていただきました。
撮影当日。
いつもと変わらぬ朝礼の時間も、どこか空気がピリッと張りつめていて、利用者も職員も少しだけ背筋が伸びているように感じました。
玄関に大きな機材を抱えて入ってきたのは、テレビ局の撮影チーム。
取材を担当してくださったディレクターの方は、物腰が柔らかく、それでいて質問の切り口がとても的確で、短い会話の中から、利用者の“伝えたい思い”をぐっと引き出してくれました。


カメラマンの方も本当にプロフェッショナルで、「マクラメ作品を編む指先」や「PC作業で集中する眼差し」など、何気ない場面にレンズを向けながら、「ここがいい」「いまの表情、最高ですね」とポツリ。
光の角度や距離感を millimeter 単位で微調整していて、「プロってこういうことなんだな」と思わず職員一同が感動してしまいました。
撮影が進む中、普段あまり話すことがない利用者が、ディレクターの優しい声かけに自然と口を開きました。
「ここに来て、初めて“自分にもできることがある”って思えたんです」
そのひと言に、現場の空気がふっと和らぎ、カメラ越しに一同が小さくうなずいたのが印象的でした。
撮影内容をご紹介
今回の番組では、当事業所で日々行われている作業風景が丁寧に紹介されました。
Canvaを使って画像をデザインする様子や、利用者同士で意見を出し合いながらチラシの構成を考える風景など、実際の業務に取り組むリアルな姿が映し出されていました。


また、数日後には「ゆいレールマルシェ」に出店していたこともあり、そちらでの販売や接客の様子も放送されました。
自分たちが作った商品をお客様に紹介し、対面で「ありがとう」「かわいいね」といった言葉をいただく経験は、利用者にとっても大きな自信と達成感につながっています。
一つひとつ丁寧に対応する利用者の姿から、仕事に対する真剣な想いや誇りを感じていただけたのではないでしょうか。
さらに、今回の放送では、「みらコラボ」を卒業して就職された方の職場での活躍の様子も取り上げられました。
職場の方からの温かいコメントや、ご本人が「みらコラボでの経験が、今の自分につながっている」と話してくださる姿に、職員一同も胸が熱くなりました。
卒業後もこうして社会の中で自分の力を発揮されている様子を見ることができるのは、何よりも嬉しいことです。
このように、番組全体を通して、事業所の雰囲気や日々の取り組み、そして福祉とITがつながる新しい可能性について、多くの方に感じていただけたのではないかと思います。
視聴者の皆様へ
取材・撮影にご協力いただいた関係者の皆さま、そして放送をご覧いただいたすべての方に、心より感謝申し上げます。
今回の放送を通じて、「働くこと」や「社会とつながること」の意味を少しでも多くの方に感じていただけたなら幸いです。
今後も、誰もが主役になれる環境づくりを続けていきます。
引き続き、応援よろしくお願いいたします。
📺️番組の詳細はこちら
2024年5月18日(日) RBC 11時〜
ウチナー紀聞公式サイト
誰もが主役になれる時代へ
~沖縄から描く福祉とITの未来図~