「最後まで戦い続ける」初陣の一日。沖電企業カップを観戦しました|みらコラボ

2026年7月5日(日)、みらコラボがスポンサーを務めるサッカーチーム「OSDセリオーレ沖縄パラデイロ」の初陣を、みらコラボの友利さんが観戦してきました。抜けるような青空の下、ピッチで起きていたことをレポートします。

障がいのある選手と、ない選手が、同じチームで戦う

OSDセリオーレ沖縄パラデイロは、知的障がいのある選手と障がいのない選手がともにプレーする「インクルーシブチーム」として、今年新たに発足したチームです。

運営するのは「スポーツの力で沖縄を幸せな島へ」を理念に掲げるセリオーレ沖縄スポーツクラブさん。みらコラボは、その挑戦を応援するスポンサー企業の一社として名を連ねています。

インクルーシブ(inclusive)という言葉には、「包括的な」という意味があり、そこから「誰も置き去りにしない」というニュアンスで使われることもあります。福祉の現場で働く私たちにとっては、とても身近な言葉でもあります。同じ場所にいるだけでは足りない。同じ目標を持ち、同じ責任を分け合って、初めてひとつのチームになる。

パラデイロが挑んでいるのは、まさにそこでした。

初陣の舞台は「沖電企業カップ」

青空の下に広がる人工芝グラウンドと、試合中の選手たち
青空の下、交流大会の会場となったグラウンド

その初陣となったのが、クラブ主催の「沖電企業カップ|インクルーシブサッカー交流大会」です。

参加チームは以下の4チーム。

  • OSDセリオーレ沖縄パラデイロ
  • 横浜F・マリノスフトゥーロ
  • 名桜大学サッカー部
  • OSDセリオーレ沖縄2nd

県外からは、Jリーグ・横浜F・マリノスの知的障がい者サッカーチーム「フトゥーロ」が来沖。県内からは名桜大学サッカー部が参加と、発足したばかりのチームにとっては、いきなり胸を借りる相手ばかりという顔ぶれです。

「最後まで戦い続ける」

ピッチ上で対峙する両チームの選手たち
名桜大学サッカー部を相手に、最後まで食らいついたパラデイロの選手たち

この日、パラデイロが掲げていたテーマがありました。

「悔しい状況や失点を重ねても、自分たちで強いメンタリティを持ち、最後まで戦い続ける。」

勝ち負けではなく、心の持ち方をテーマに掲げる。デビュー戦としては、なかなか勇気・強い気持ちがいる目標です。

そして選手たちは、体格でも経験でも上をいく名桜大学サッカー部を相手に、最後まで果敢に挑み続けていました。楽な展開ではなかったはずです。それでも足が止まらない。声が途切れない。テーマは、きちんとピッチの上で形になっていました。

障がいの有無に関わらず、全チームが全力で、フェアに

テント下のベンチから試合を見守るチーム関係者
ベンチから仲間に声をかけ続けるチームの様子

みらコラボの友利さんが観戦していて印象的だったのは、これがパラデイロだけの話ではなかったということでした。

障がいがある、ない。そこに関係なく、参加した全チームが全力で向き合い、最後までフェアに戦っていた。手加減も、遠慮もない。だからこそ、勝ったチームも負けたチームも、終わったあとの表情がとても良かったそうです。

「交流大会」という言葉から想像していたよりも、ずっと本気の時間がそこにありました。

苦しいときこそ、助け合う

そしてもうひとつ、一番心に残ったと話してくれたのが、選手同士のやりとりでした。

苦しい時間帯にこそ、声を掛け合う。伝わらなければ、伝わる言い方を探す。得意なことも、苦手なことも、それぞれ違う。その違いをお互いに認め合いながら、助け合って戦っていた。

これは、私たち福祉事業所の日常とまったく同じことだと感じます。みらコラボにも、いろいろな得意・不得意を持った利用者さんがいて、スタッフさんがいます。誰かが苦しいときに、どう声をかけるか。自分の気持ちを、どう相手に伝えるか。うまくいく日もあれば、いかない日もある。

その積み重ねが、チームを強くしていく。ピッチの上で起きていたのは、そういうことでした。

これからも、応援しています!

大会の横断幕を囲んで記念撮影する参加チームの選手たち
初陣を終えて。参加チームの選手が一堂に会した記念撮影

インクルーシブなチームづくりは、始まったばかりです。パラデイロの選手たちがこの先どんな景色を見せてくれるのか、みらコラボはスポンサーとして、そして同じく「誰も置き去りにしない場所」をつくろうとしている一事業所として、これからも応援を続けていきます。

会場で応援してくださった皆さま、大会を支えた関係者の皆さま、本当にお疲れさまでした。次の試合も、ぜひ会場で。

みらコラボについて

みらコラボは、沖縄県だけではなく札幌と徳島に8つの事業所を構える就労継続支援B型事業所です。IT・クリエイティブのお仕事やハンドメイド制作を通じて、利用者さん一人ひとりのペースに合った「働く」を一緒につくっています。

見学・体験は随時受け付けています。ご本人からでも、ご家族・支援機関の方からでも、お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

みらコラボ運営チーム
みらコラボ運営チーム
みらコラボは、「みらいを創る、コラボする。」を合言葉に、一人ひとりの“できる”と“やってみたい”を大切にしながら、就労継続支援事業を運営しています。

沖縄から始まり、今は徳島、札幌にも店舗ができました。2026年も全力疾走中!