「診断名ではなく、その人を見る」那覇市教育委員会主催の障害者雇用研修で講師を務めました。

2026年3月16日、那覇市教育委員会主催の「障害者雇用研修」にて、みらコラボ国場の管理者、そしてみらコラボデジタルワークス長田のサービス管理責任者・友利陽子さんが講師を務めました。
今回の研修では、「障がいのある職員が安心して働ける職場づくり」をテーマに、みらコラボの現場で実践している考え方や具体的な支援方法についてお話ししました。一部資料も用いて紹介させていただきますね。
研修の目的と主な内容
本研修では、以下の3つを軸にお伝えしました。
- 障がい特性の理解と配慮のポイント
- 働きやすい職務環境の整え方
- 職場定着のための支援の考え方
単なる制度説明ではなく、「実際の現場でどう活かすか」という視点でお話ししたのが特徴です。
診断名ではなく、その人を見る。

印象的だったメッセージが「診断名ではなく、その人を見る」ということ。
友利さんが研修の中で特にお伝えしたのがこの考え方です。
同じ障がい名であっても、
- 得意なこと
- 苦手なこと
- 働きやすい環境
は一人ひとり全く異なります。
だからこそ大切なのは、「その人自身を理解すること」。そのためのツールとして「就労パスポート」などの活用も紹介しました。
合理的配慮は“なんでも対応すること”ではない

現場でよくある悩みとして、
- どこまで配慮すべきか分からない
- 断ると差別になるのではと不安
- 配慮しすぎて他の職員に負担がかかる
といった声があります。
今回の研修では、
「合理的配慮とは、困りごとを調整すること」
「できないことは“別案”で応える」
という実践的な考え方をお伝えしました。
すぐに実践できる配慮の工夫
現場で取り入れやすい具体例として、
- 指示の順番を明確にする
- スケジュールを事前共有する
- 手順書や写真で可視化する
- チャットなど相談しやすい環境をつくる
など、「ちょっとした工夫で働きやすさは大きく変わる」ことも紹介しました。
定着のカギは“環境づくり”

障害者雇用が定着しない理由は、能力ではなく「環境」にあることが多いと言われています。
そのために重要なのは、
- 状況の見える化
- 早期対応
- 情報共有
こういった一人で抱えないようにするための「環境づくり」の重要性をお伝えしました。
現場で大切にしてほしい“距離感”

最後にお伝えしたのが、支援における「距離感」です。
- 近すぎると依存になる
- 遠すぎると孤立する
「近すぎず、遠すぎず」
職場の“同僚”として関わることが、長く働き続けるための土台になります。
講師の友利さんより

今回の研修では、現場で日々感じていることをそのままお伝えしました。
障がい者雇用は特別なことではなく、「誰もが働きやすい職場づくり」と同じ延長線にあります。
今回の内容が、現場で少しでも役立つきっかけになれば嬉しいです。
みらコラボの取り組み
みらコラボでは、IT・Web・デジタル業務に特化した就労継続支援B型事業所として、
- 個々の特性に合わせた支援
- 就労を見据えたスキル習得
- チームでの定着支援
に取り組んでいます。
今回のような研修登壇を通じて、地域全体の障害者雇用の質向上にも貢献していきます。
この記事を書いた人

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みらコラボは、「みらいを創る、コラボする。」を合言葉に、一人ひとりの“できる”と“やってみたい”を大切にしながら、就労継続支援事業を運営しています。
沖縄から始まり、今は徳島、札幌にも店舗ができました。2026年も全力疾走中!
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